10月23日(土)は、
みくしいのコミュ「短歌点」
(題詠でトップをとったひとが次の題および選歌をする)の
オフ会に夫:瀬波と参加してきました。
「短歌点」・・・ほとんど参加できてないけれど・・・w・・・
短歌のことを語れる友がいるってうれしいです。
前回はノーマルな歌会でした。
今回はエリンギの会、(アブノーマル、というか、歌会ではない会)ということで、
好きな歌人を一人:歌を7首あげ、熱く語る!!!
というテーマでした。
エリンギの会、みなさんがテーマに掲げた歌人を発表です!!
瀬波麻人さん・・・「加藤治郎」
リスさん ・・・「早坂類」
ふみまろさん・・・「吉川宏志」
笠原さん ・・・「水原紫苑」
月下 桜さん・・・「奥村晃作」
藻上旅人さん・・・「杉山理紀」
きらくさん ・・・「柳澤真実」
パンタタさん・・・「松野志保」
拓諳さん ・・・「今野寿美」
きくさん ・・・「紀野恵」
ツトムさん ・・・「松木秀」
当日きくところによるとツトムさんも「奥村晃作」を挙げていたとのこと。
ここはぜったいゆずれないところです。
大阪道頓堀のサイゼリヤというファミリーレストランで陣取って。
10名ですから70首。
歌をはしょったとしても。。。
1時開始6時過ぎ解散・・・・。
ときどきプテラノドンみたいな「ぴきゃーーーーーーーーーーー!!!」というこどもの声が
響いていたり。
お店の方からしたら、不思議な集まりだったでしょうね~。。。。
濃かった~・・・・w
やっぱり、歌を詠む原点ってそれぞれにあるんだなぁって。
いろんな方向にいきつつも、原点にたちかえりつつがんばろうっておもえたりするんだなぁって。
どうして好きなんだろう。
あらためてじぶんなりの言葉にだしてみると、
あぁ、そうだったんだって、気がつくことが多かったです。
「奥村晃作」さんの犬のうた。
犬はいつもはつらつとしてよろこびにからだふるはす凄き生きもの
瀬波が電車の隣の席でNHK短歌をひらいていたページにあった歌。
すごいっておもった。
「犬」をとらえきっているとおもったし、わたしもこんなふうに生きていいんだっておもった。
こんなふうに生きようっておもった。
素直にあらゆるよろこびを受け取って、うけとったよろこびをいつでも素直に表現しようっておもった。
だから、「いま」 がある。
そのほかに挙げた歌は以下のとおり。
どこまでが空かと思い 結局は 地上スレスレまで空である
海に来てわれは驚くなぜかくも大量の水ここにあるのかと
これ以上平たくなれぬ吸殻が駅の階段になほ踏まれをり
フラミンゴ一本の脚で佇ちてをり一本の脚は腹に埋めて
信号の赤に向かひて自動車は次々止まる前から順に
轢(ひ)かるると見えしわが影自動車の車体に窓に立ち上がりたり
「ただごと歌」は認識・発見・気づきの歌。
ものすごく素直で、「わぁ~、そういえば、そうだよね!」と共感してしまう歌。
でも、トリビア(豆知識・雑学)とかではなくて、
世界を「自分世界」に定義しなおす、という感覚に近いとおもう。
そういえば、駅の階段の吸殻、みなくなったな~とか。
(すごい時代の流れのはやさ!しかもいい方向!)
そういえば、雀とか鳩とか烏は一本脚でたたないな~とか。
(寒いところの鶴とか、水の中の鷺とかは立つかな?)
そういう点で、「自分世界」の辞書が拡大していく感覚がおもしろいです。
他の方のあげてくださった歌と歌人さんも、よんでみたいっておもいます。
ありがとうございました。
あまりの内容の濃さに、しばらく(数日)あたまが飽和状態でした。。。。w。。。。
またご一緒できますことをたのしみにしております。
*よんでくださってありがとうございます。
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