観能してまいりました。
うまれてはじめて。
はつたいけんです。
ひとりで。
こわくないもーん。
おとなだもーん。
ふしぎなご縁。
日光ふみさんといっしょに雪さんの舞踏のワークをうけたときに
「能のようにあるく」のがあって、それをしているときに
能をやってみたい、とおもったの。
能をならって、舞台に立つとかではなくて、
自然のなかでいままでやってきたように
笛を吹いたり、舞ったり、歌ったりする方法をひろげたくて、
習おうとおもったの。
すぐにしらべたら近くで10月から習えることが判明。
はじめは舞いだけの「仕舞」だけ申し込んでいたのだけれど、
そのすぐ後の時間に、おなじ先生で「謡(うたい)」もされていることがわかって、
せっかくだからそちらも習おうとおもって申し込みました。
そのあとの短歌の歌会のあった会場で、大阪の能の公演のパンフレットがたくさんおいてあって、
そのなかのひとつが、今日でした。
パンフレットをよくよくみてみると、先生も出演されていて。
まぁ。。。ご縁をむすんでいただいたんだなぁとおもいました。
本日の能は吉井司郎さんという方の50年祭追善能で、
演目が「翁」吉井さんの息子さんの基晴さん
狂言が「二千石」
間に吉井家のお孫さんお二人(大人がすわってもまだちいさい!でもすごくがんばってました!)
観世宗家の息子さんの三郎太さん。
小謡に茂山 千作さん。
仕舞の「卒塔婆小町」に片山幽雪さん
「藤戸」に藤井徳三さん。(先生です)
「雨月」に大西智久さん
「通い小町」に大槻文蔵さん。
結びの能は「三輪」誓能とあり
当代宗家の観世清和さんが舞われました。
間は茂山七五三さん。
あれ、なんかきいたことのあるお名前。
と、いま検索したら人間国宝とあったり。。。。。
なにもしらないということは、ある意味、いいことかもしれません。
席もよくわからないので、残席でよさげな席をおしえていただきました。
柱のところだったのですが、
むしろそこをめざしてぐぐぐっとせまってこられるので、
こわいくらい、迫力がありました。
しかも、前から2列目で、前の席がないので、わたしのほうが緊張してしまいました。
眠くなるときいていたんですが、
ぜんぜん眠くなるどころか。
まばたきするのもわすれるくらいにみいっておりました。
はぁーーーあ・・・・
うつくしいというのはこういう動きのことをいうのだなぁとおもったり。
謡の声も麗しく。
なにごとも、体験するって大事ですね。
ともあれ、初観能で、なんともありがたいご縁をいただきました。
ありがとうございます。
*よんでくださってありがとうございます。
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