*月下  桜 の 世界*



*短歌* 季節の花の歌 「タンポポ」 「桐の花」「季節の花」「八重桜」

「タンポポ」


若草にしっかり縫い付けてあったのに たんぽぽ釦とれかけている
                               (釦:ボタン)


春風はたんぽぽ釦すきだから通りすぐたび引っ張っている



旅立ちの準備はいつでもできているどこにゆくかは決めないでいる




「桐の花」


金曜は小粒のオブジェだったのに週明けの朝 桐の花咲く



藤色の旗ふるように桐の花おおきくたわみて鳳凰となる



「季節の花たち」


コンクリに黄緑の春はりついて芽吹いています 生きていました





なのはなはきいろいちょうをうみました だいこんはましろのちょうをうむでしょう




先駆けのもっこうばらが咲いており薔薇は葉をだし待ちかねている




花見月半ばなのに満開の躑躅紫陽花 既に初夏です



「八重桜」

桜餅桜餅がたわんでる染井吉野が葉桜の頃



関西の道明寺粉の桜餅 八重をひと房食べていたんだ




*下のほうの「More」にて私の見た風景(解題)を書いております。

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「タンポポ」


 若草にしっかり縫い付けてあったのに たんぽぽ釦とれかけている


初春には萌え出づる若草もぺたりと地面に張り付いていて、たんぽぽたちもぺたりと地べたにくっついていたのに、もうとれかけのボタンみたいにびよーーんとのびちゃってます。



 春風はたんぽぽ釦すきだから通りすぐたび引っ張っている


きっと春風が引っ張っているのでしょうね。だからびよーーんと伸びちゃってるんです。



 旅立ちの準備はいつでもできているどこにゆくかは決めないでいる


タンポポが咲き始めたなあっておもっていたら、もう綿毛たちになっています。
あっというまに旅立っちゃうんだね。
わんこやにゃんこのおさんぽにくっついていったり。きままな風にのっかっていったり。



「桐の花」


 金曜は小粒のオブジェだったのに週明けの朝 桐の花咲く


桐の花の蕾は山椒の実みたいで小動物みたいに薄茶色で丸っこいのがきれいに整列してならんでいるんです。オブジェみたいで冬の間見上げるのが日課でした。
週明けた朝にいっせいに開花していてびっくりしました。



 藤色の旗ふるように桐の花おおきくたわみて鳳凰となる


桐の花は案外大きくてノウゼンカズラみたいな形をしています。外側はうつくしい藤色で、内側には斑点がついています。香りも藤によく似ています。源氏物語の「桐壺」「藤壺」を思い出しました。
花が咲く前には微動だにしなかった枝が花がたわわに咲くと旗を振っているように大きくしなります。
薫りもかなり遠くから気づくほどです。
「立派な君主が帝になるとき桐に鳳凰が宿る」という故事がありますが、まさに桐そのものが鳳凰になったかのようにみえるんですよ。



「季節の花たち」


 コンクリに黄緑の春はりついて芽吹いています 生きていました


なんだろう??でしょうね。
蔦の葉っぱがでてきました。
冬の間は枯れた茎がぺたりとくっついているだけで、いろんな線を描いていましたが、あるときになるといっせいに黄緑の芽がついて、あっというまに復活しています。おそるべし。植物たち。


 なのはなはきいろいちょうをうみました だいこんはましろのちょうをうむでしょう


菜の花が咲いているのをながめていると、花のかたちが喋々にそっくりなことにきがつきました。
もんしろちょうもふわふわ飛んでいて。
いろんな菜っぱの花が咲いていて、大根はしろい花がさいていて。
きっとふわふわとんでいるちょうちょたちは そういう花たちからうまれたんじゃないかなぁっておもっています。




 先駆けのもっこうばらが咲いており薔薇は葉をだし待ちかねている


バラのなかでもとげのない蔦状の、山吹ににたバラがもっこうばらです。
ひよこみたいな黄色と白があります。このごろ随分成長しているものをよくみかけるようになりました。
バラたちも準備万端です。早く咲くものたちはそろそろ咲いていますよ。



 花見月半ばなのに満開の躑躅紫陽花 既に初夏です


4月は花見月。5月ごろに咲くイメージのつつじがもう満開です。お店には満開の紫陽花も。
先日はいちはつはともかく、あやめもみかけました。花水木も咲いています。
なんだか季節が押し寄せてきているように感じます。



「八重桜」

 桜餅桜餅がたわんでる染井吉野が葉桜の頃


食欲全開のような歌になってしまいましたw 
八重桜をみていて、桜餅はあまりにも写実的なお菓子だということに気がついて以来どうみても桜餅にしかみえなくなりました。


 関西の道明寺粉の桜餅 八重をひと房食べていたんだ


上句があまりに説明的なのは、関東の桜餅が違うということを知ったからです。
関西にいると、桜餅といえば道明寺粉の桜色の粒粒のふんわり丸いのを塩漬けの桜葉でくるんだものと相場がきまっています。
関東では道明寺粉をつかわず、うすいクレープのようなもので巻いているみたいです。
ぜんぜんちがーーーう!
道明寺粉の桜餅はその粒粒したところや丸いふくらみが八重桜そっくりで、実に写実的なお菓子なのです。
一房ぱくんと食べているんだなぁと、気がついてからはしみじみ眺めながらたべています。
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by tsukisitau | 2009-04-22 21:45 | *短歌の世界*
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