*月下  桜 の 世界*



カテゴリ:*短歌の世界*( 228 )


短歌を読むこと *わたしのみた風景*

こんばんわ。
いつもみてくださってありがとうございます。

お花の写真をみてくださりにお立ち寄りくださっている方々が多いので、
びっくりされませんように書いております。




自分の思いを短歌のかたちにすることを「詠む」といいます。
そして詠まれた歌を自分はどう受け取ったかを「読む」といいます。

「詠む」と「読む」は、車輪のようです。
「詠む」ことは、じぶんの感じたもわもわ(時空間)を文字に変換してとどめることですし、
「読む」ことは、とどめられた時空間をうけとることです。

短歌を「読む」ことは、小説を読むことにも似ています。
一首が一章で、連作になったり歌集になったりするとそれはもう、小説なんじゃないかとおもえます。
もちろん、そうでない歌もたくさんありますし、正直いって、わからない歌もあります。

以前、ミクシイのコミュのなかにて、現代短歌20首が例示されていて、わかる・わからない・この歌たちからみえる現代・・・などなどをメンバーとやりとりさせていただいたことがあります。
また、コミュの歌会にてもメンバーのそれぞれの詠み草からどういう風景を受け取ったのかというものをかいたこともあります。
それが、*わたしのみた風景*です。


短歌は横一行あるいは、縦一行でさらりとあります。
見た目の文字配列であったり、漢字・ひらがな・カタカナの表記の工夫であったりを目で感じます。
そして、声にだしてみると、音(韻律)の響きがここちよかったり、堅かったり、いろんな感触があります。
わかりやすい歌は、映像として浮かんできます。
わからない歌は、しばらくはなにも浮かんできません。
でも、こころのどこかに眠っていて、数日・もしくはずーーーっとあとになって、
あ、こういうことを表現していたんじゃないかな、と思い出すことがあります。
それは、やっぱり映像になってみえてくるのです。

「詠む」ことが自由である以上に、「読む」ことはさらに自由です。
なぜならば、歌は発表された時点で、読者の手にゆだねられるからです。

みえた風景をことばに置き換えてゆくことも、おもしろいです。

いま、ミクシイのとある方のところで、数首の短歌があり、「読み」を書き込んでいます。
その書き込んでいる「読み」と、これまでコミュにて書いた歌人のかたの歌の「読み」をアップしてゆきたいとおもっています。

どうぞよろしくおつきあいくださいませ。



月下  桜


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by tsukisitau | 2010-06-13 21:40 | *短歌の世界*

安永蕗子と塚本邦雄の縁。

なにごとも流れに乗っているときには、偶然とはおもえない符合の一致がよくおこります。

先日、神戸の三宮に出かける用事があった折に、いつもたちよる古書店で手に取ったのが「安永蕗子」の歌集でした。短歌の先人ですが、不勉強なもので、「あ、この装丁、きれいだなぁ~。言葉もうつくしいなぁ~」とまったく軽い感覚で250円で手にすることができました。
家にかえると、そっくりの単行本が2冊。おなじ短歌新聞社というところの短歌新聞社文庫の「春日井建」と「北原白秋」。夫が三宮のもう一箇所の古書店で求めてきたのです。
「安永蕗子」の作品も(とても難しい漢字や漢語があってよみにくいのですが)じつに味わい深く、よい出会いをさせていただきました。

また今日は、ある方のところに「塚本邦雄」のとある一首についての読みを書き込んでからでかけたのです。
(書き込みすること事も恐れ多くて滅多になく、ましてや読みを書き込むことなどありえないことなのですが。。。)

夫に気軽にさそわれて、大阪心斎橋で「かばん」関西の方と吟行(短歌を詠みながら散策すること)してきました。
はじめての吟行は、いつものように携帯のメモ機能に気になった風景などを断片的に書き留めてゆきます。
題材には事欠かないのがありがたいところです。
3名の方とご一緒して合計5名。
主催してくださったかたのすてきなお店にて歌を仕上げます。
すてきなお店はかわいいボタンがメインですが、興味深い本もいろいろおいてあります。
最初に手にした雑誌「玲瓏」を、「あ、それよかったらどうぞ」といただいてしまいました。
これまた塚本邦雄創刊。
(かえりの電車で気がついたのですが、主催されていたかたが玲瓏賞を受賞されていました!おめでとうございます!そして、よんでいくと、塚本邦雄は6月9日が命日だとか。書き込んだ塚本の一首はカフカ忌で6月3日・・・)
まぁ・・・こんな巡り会わせってあるんですね。
しっかり読みなさいよと後押しされているとしか思えません。。。。。

歌は六首に仕立ててそのまま歌会へ突入。
名前を伏せていいと思った歌を六首えらびます。
そのあと順番に感想を一首ごとに話していきます。
話しているうちに、「あれ、なんでこんないい歌をえらばなかったのかなぁ???」とおもったり、
ほかのかたの読みに気がつくことが多かったり。
じぶんのとらえたあいまいなものを言葉にするってとても大事ですね。
どうしていいとおもったのか、どうして読みにつまづいたのか。
話しているうちに感じ取れるものがあったり、気づくことがあったり。
じぶんのおもっている以上に多くのことを歌から受け取っていることに気づきます。
とっても勉強になりました。
ありがとうございます。

六首のうち5首がどなたかのこころにとどき、一首は的確なアドバイスをいただいていいものになりました。
うれしいことです。

「コスモス」の歌会には、腰がひけてまだ参加できていないのですが、都合のつくかぎり勇気をだして参加してみようとおもいます。






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by tsukisitau | 2010-06-06 21:17 | *短歌の世界*

ときどき迷うこともある。

写真を撮っていて迷うことはない。
膨大な撮影した写真のなかから選ぶときにも。
コンテストにだすわけでもないし、わたしのなかの「美」の基準がある程度定まっているからなのだろうとおもう。
写真を撮り始めてこの夏で4年目になる。
わたしをとりまく世界は365日24時間うつくしいもので満ち溢れていることをおしえてくれている。
わたしのなかの「美」の基準は、各地でみた膨大な美術品であったり、長年のいけばなの技なども関与しているのだろう。
「わたしはこれを好む」「好むけれどもわたしはこのように表現しない」「わたしは好まない」「そういう手法もある」「うつくしい!すばらしい!撮らせていただいたことに感謝もうしあげます!」
きっと、ずっとこのような基準で選び続けてきたものがあるのだとおもう。

短歌も写真ととても似ている。
似ているとおもった。
おそらくいま詠んでいるリアルな季節にあわせた短歌は写真であり、写真にのこせない刹那なものたちだ。
それはとてもエッセイ・随筆に近い。
たとえば近所の喫茶店にはいり、その一部始終を短歌で詠むこともある。(20~30首)
これは短歌か?というものもはいるが、一連のながれとしてはまったくありだとおもおう。

また大抵の朝20分ほどは職場の更衣室でその朝にみたこと、それまでに見聞きした風景、おもったことなどをアウトプットしつづける。
これもエッセイ・随筆にとても近い。

手元に歌集が数冊ある。
それらの歌は現代小説や童話や詩にとても近い。
絵でいえば、ダリやマグリット、あるいは有元利夫の感触にとても似ている。
今風の歌はそういうものがとても多い。
ことばのつながりであったり、飛躍であったり、ぶつかり合いであったり、不調和であったり、そういう実験がなされているようにおもわれる。

わたしの歌たちがそのような形態をとるようになるだろうかとおもうとき、おそらくそうはならないだろうとおもう。
わたしにはリアルでない独特の世界が構築できないと知っているから。

きらびやかな、いかにも歌人らしい語彙の豊富さで魅了する歌はわたしにはむかない。
わたしはわたしの身の丈にあったことばを敬意をもって取り扱いたい。
素朴でありのままのわたしをさらしつづけるしかない。








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by tsukisitau | 2010-04-06 23:50 | *短歌の世界*

完走報告(月下  桜)

今年はあっというまに完走させていただきました。
題を二つぶつけるというのは、おもいもよらぬ化学反応がおこるらしく、
普段ではぜったい詠まないであろう世界もひきだしていただくことができました。
ひとつの題をじっくり堪能するたのしみもありますが、自分ルールを付加してみるというのも楽しいものですね。
ありがとうございます。
みなさまのお作もたのしみにしております。

月下  桜
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by tsukisitau | 2010-03-14 21:25 | *短歌の世界*

100:福(月下  桜)



 祝福に満ち溢れたる春だから なにはともあれ歌はよきもの
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by tsukisitau | 2010-03-14 21:17 | *短歌の世界*

099:イコール(月下  桜)



 君といる時イコール幸福ゆえ大切にする一瞬いつでも
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by tsukisitau | 2010-03-14 21:15 | *短歌の世界*

098:腕(月下  桜)



 君は言う腕はイコールアームですハンドは手です そうだったのか
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by tsukisitau | 2010-03-14 21:14 | *短歌の世界*

097:換(月下  桜)



 換えようか腕一本と三億宝くじより確実だろう
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by tsukisitau | 2010-03-14 21:13 | *短歌の世界*

096:交差(月下  桜)



 交差点赤信号で止まったら換気するねタバコは苦手
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by tsukisitau | 2010-03-14 20:45 | *短歌の世界*

095:黒(月下  桜)



 黒髪の人々交差する国はなんだかとても無防備になる
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by tsukisitau | 2010-03-14 20:43 | *短歌の世界*


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