松井山手の秘密の森には、滝もあるのです。
(ひえこんだ今晩などにはちょっとさむいかなぁ~。ごめんなさい)
杉林のくらみをぬけてゆくと、さっきの湖の水がながれこんでいるところにでます。
おおきなおおきな磐。
あしもとにはちいさなささらぎ。
けれども足場をえらんでいかないとぬれます。
音のだんだん強まるほうへ。
どこからながれてきているんだろう。
磐にあたってはねかえる水たち。
綾をなす水たち。
滝はもうひとつあるのです。
変わり続けることはうつくしいということ。
水たちにいろんなことをおしえてもらいました。
ちいさな流れに添いながら足場を組み立て、
ゆるぎないかどうか一足づつ確認し、
浅瀬をわたってゆくことは、
いきてゆくことと とても似ているね。
わたしはこの土と葉のはぐくんだ水をそのままいただくことができるのだろうか。
ひとつぶたりともうみだせないみず。
水道の煮沸した、あるいはペットボトルに詰められた水しか飲めないとおもいこまされてきたことに慄然とする。
そして、からだもそれに順応してしまっていることに。
いろんなことをかんがえながらあるきました。
せせらぎの片隅でみんなで昼食。
シートの上にねころがって由美さんのライア(小型のハープ)の旋律を聴きました。
葉っぱがざぁっと またふってきて。
曲のおわりには ぽろん と音をかなでてゆきました。
風のおと 葉擦れのおと 木のきしむ音 とりのこえ せせらぎのおと
自然にある音と人のうみだす音とこころ(たましい)のうけとる音がある。
さっきみた はもん。
おおいなる 調和。
地球を背中にくっつけて 宇宙をみている。
しばらくして冷えてきました。
山をぬけるときにうつくしい光をみせていただきました。
虹が。
きづいていてもいなくても
うけとっているとしらなくても
たえまなく
祝福されていることを
おしえてもらいました。
ありがとうございます。
*みてくださってありがとうございます。
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