新潟の旅です。
バスに乗って新潟駅へと向かいました。
商店街のような場所をぬけ、大通りには二本ほどのアーケード街がみえました。
五叉路になっているところには初代萬代橋の址と解説がありました。
アナクラウンホテルにてコスモスの全国大会。
200名以上の参加者で、全国(海外からも!)からあつまってこられていました。
とはいえ、みなさん、誌面ですでに顔見知りのようなもの。
はじめてお目にかかる方々ともとてもなごやかにお話させていただくことができました。
ありがたいことです。
一日目の午後は講演がふたつ。
ひとつは柏崎さんから宮柊二先生の歌をテーマごとに二首づつならべての講演。
宮先生の嗜好や気持ちがうかびあがってみえる講演でした。
ふたつめは宮先生の娘さんの片柳草生さんの講演。
貴重なお写真のスライドとともに、
家族からみた宮先生の父親の部分(とくに長女の草生さんとのやりとり)が濃厚に語られ、
この事件(!)がこの歌になったのか~!と驚愕することしきり。
実に貴重なおはなしをうかがうことができました。
夕食までの二時間ほど自由時間、同室の方もいらっしゃったのですが、
ひとりできままに散策にでかけておりました。
なんと、明日の朝までに歌を即詠して提出とのこと。
ひとり吟行でございます。。。
バスからみえた風景をたよりに萬代橋へむかいました。
コンクリートながら重要文化財。
いろんな工夫がみられます。
高浜虚子の句碑もありました。
本町・古町というアーケード街をあるきます。
イベントがひらかれていたようで、屋台などがあったようですが、すでに閉店ぎみ。
それでもレコード店をみかけたり、
花店に盆栽や山野草が格安でならんでいたり(真剣に持ち帰りを検討しました)
どうみても和菓子店なのにシュークリームなどの洋菓子もならんでいたりするのをみかけました。
ふらふらとさまよっていると、マンホール発見。
古町まんがストリートだったか、版画横丁だったか。
さらにさまよっていると、あやしい路地発見。
ミニミニの京都の路地のような雰囲気が漂っていました。
いちど通りすぎたんですが、不思議な建物をみかけました。
通りは鍋茶屋通り(花街)となっています。
とおりすぎたところで、あらためて地図をひらくと、
さきほどのふしぎな建物が鍋茶屋ということが判明。
引き返して写真をとりました。
光琳とあるのは日本料理屋さんのよう。併設されているのでしょうか?
白壁とこの門構え。
どこにも名前がありません。
黒塗りのハイヤーが一台、狭い路地をはいってきて、スーッとバックではいっていきました。
わたしには縁のなさげな場所です。。。。
暗くなってきたので、ホテルにもどり夕食へ。
20ほどの円卓に座り、披露宴のようです。
それぞれの机には選者のみなさんがおひとりづつ。
わたしは奥村さんの席でした。
新潟の日本酒がたくさん持ち寄られていましたが、下戸なわたしは飲めず。。。
「シャンパンのよう」
「ぴりっとしている」
「のみやすいねー」
と隣でつぎつぎにいろんな種類を飲まれる奥村さんの感想をうかがうばかりでしたが、
それでもちょこっとあじわった気分になりました。
お隣の本田さんともたくさんお話をして、北海道の暮らしをうかがってびっくり。
「雪の日はあったかい」そうです。
そして、「氷点下20度くらいはまだあったかい」そうです。
ひぃ。
人間ってそんなに順応できるんですね。。。
新潟の山下さん、真島さんともお話して、じつは三人とも同年ということが判明。
すっかり意気投合してしまいました。
(コスモス10月号 その2集で三人ならんで特選でした)
そののち、選者の方をかこんでお話をうかがったあと、
とある一室にて桟橋メンバーが集合。
お二人もおさそいして参加しました。
一部屋にみっしり。。。それぞれにわいのわいのとしゃべります。
山口の百留(ひゃくとめ)さんの弾丸のような山口弁を(ちょこっと)きくこともできて、
楽しかったです。
読んでくださってありがとうございます。
つづきはまた後日。
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