忘備録として既に発表している短歌をしるしておきます。
おめだるいことですがご了承くださいませ。
コスモス短歌会『桟橋』 113号詠み草
『冬 景』
雪遊びしてきたように花びらの先のみ朱(あけ)に染むる寒菊
数かぞえ円座している十三人わっと散らばる流星群に
猛禽に見定められし小禽のごと身をかわし逃げる少年
白き腹みせてこおこお啼きながら空をめぐれる飛行機一機
誰の手も触れえぬところに水鳥のぽかりぽかりと浮かぶ淀川
四面のテニスコートに四脚の審判の椅子西に向きたり
切り株は団栗載せて花添えて来客を待つ冬の日溜まり
ほんとうに美味しいものは正座して黙して口に運ぶのみなり
白子とはどこの部位かと尋ねくる隣の男の声の無邪気さ
徳利が風呂に入っているような枡に入って熱燗がくる
湯上がりの少しのぼせた徳利の真白き肌を拭く豆絞り
薄紅と儚き白を散り敷きて夜雨に濡るる一本(ひともと)の梅
*題詠 「日本人」
二十年ぶりに訪ねし奈良なれば外つ国のひとに遅れて眺む
*アンケート
2013年に必ずやりたいこと
生き切る。
*裏庭* (後扉の小言)
中高生のころ、家族旅行の旅先から河原
や海辺の石をもちかえり、神社に参拝す
れば素焼きの土鈴を自身の土産にするの
が常だった。結婚してのち、石たちは神
社におさめ、土鈴もほとんど処分してし
まったが、宮先生の書斎の書架に各地の
石がならんでいる写真を全国大会で拝見
し、はからずも思い出したことである。
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