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*月下  桜 の 世界*



大阪 森之宮神社 -聖徳太子とご両親と神々様。-

あそびにきてくださって、ありがとうございます。

昨日は、めずらしく穏やかなお天気でしたので、おきにいりの体にやさしいパン屋さんでいくつか求めて、大阪城公園のなかにある、梅林にでかけていました。
出かける前に、どちらの駅からが便利だったかを地図でみましたら、森之宮駅のすぐ傍に神社マークがあることに気がつきました。名前は耳にしたことがあるけれど。。。
ネットで調べてみると、とてもご由緒のある神社なことがわかりましたので、これもご縁とおもい、そちらを参拝してから、梅を見に行くことにしました。

JR環状線に乗り換えて、「森之宮駅」で降ります。
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ビルに囲まれた、小さなお社ですが。。。
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正式には鵲森宮(かささぎもりのみや)と。
社伝によると、推古天皇の時に、わが国の鉄工業の祖といわれる吉士磐金(きしのいわかね)という人が、朝鮮から持ち帰った鵲を、この森で飼うたので、この名がついたと言う。
聖徳太子、此の地にはじめて四天王寺を興立す。廿五ヶ年を経て今の荒陵山へ移し給う。 と、「日本書紀」にあるそうです。
大きな寺院だったらしく、田植え神事もあった。東の田圃の中に温泉もあったとのこと。『枕草子』のなかの「湯はななくくりの湯、有馬の湯、玉造の湯」の玉造の湯はここだとも言うそうで、たしかに次の駅は「玉造」。
境内の案内をよくよんでみると、琵琶湖からの水がこの近くをとおり、「天野川」という名だったそうです。かささぎは、七夕の日に織姫と彦星の間の天の川に並んで橋を架ける役割の鳥。
「かささぎの、渡せる橋のおく霜の・・」という和歌は、かささぎのおなかが白いことから、架かった橋を下からながめると白いということをさしているそうです。

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境内の張り紙。
こういうことばこそ、いまのこどもたちや、自分に自信をうしなった方々に届けたい。
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ひふみの祝詞・数え歌を奏上し、おおくの人のこころと、この国・世の中に、ひかりみちあふれることを祈願いたしました。

長くなりますが、聖徳太子の制定した「十七条憲法」を引用します。
いまの世に、もっとも必要なことばたちだとおもうのです。

17条憲法
日本書紀の書き下し文

夏四月の丙寅の朔戊辰の日に、皇太子、親ら肇めて憲法十七條(いつくしきのりとをあまりななをち)つくりたまふ。

一に曰く、和(やわらぎ)を以(もち)て貴(たっと)しとし、忤(さか)ふること無きを宗とせよ。人皆党有り、(略)
二に曰く、篤(あつく)く三宝を敬へ。三宝はとは仏(ほとけ)・法(のり)・僧(ほうし)なり。すなわち四生の終帰、万国の極宗なり。はなはだ悪しきもの少なし。よく教えうるをもって従う。それ三宝に帰りまつらずば、何をもってか柱かる直さん。
三に曰く、詔を承りては必ず謹(つつし)め、君をば天(あめ)とす、臣をば地(つち)とす。天覆い、地載せて、四の時順り行き、万気通ずるを得るなり。地天を覆わんと欲せば、則ち壊るることを致さんのみ。こころもって君言えば臣承(うけたま)わり、上行けば下…(略)
四に曰く、群臣百寮、礼を以て本とせよ。其れ民を治むるが本、必ず礼にあり。上礼なきときは、下斉(ととのわ)ず。下礼無きときは、必ず罪有り。ここをもって群臣礼あれば位次乱れず、百姓礼あれば、国家自(みず)から治まる。
五に曰く、饗を絶ち欲することを棄て、明に訴訟を弁(さだ)めよ。(略)
六に曰く、悪しきを懲らし善(ほまれ)を勧むるは、古の良き典(のり)なり。(略)
七に曰く、人各(おのおの)任(よさ)有り。(略)
八に曰く、群卿百寮、早朝晏(おそく)退でよ。(略)
九に曰く、信は是義の本なり。(略)
十に曰く、忿(こころのいかり)を絶ちて、瞋(おもてのいかり)を棄(す)て、人の違うことを怒らざれ。人皆心あり。心おのおのの執れることあり。かれ是とすれば、われ非とす。われ是とすれば、かれ非とす。われ必ずしも聖にあらず。(略)
十一に曰く、功と過(あやまち)を明らかに察(み)て、賞罰を必ず当てよ。(略)
十二に曰く、国司(くにのみこともち)・国造(くにのみやつこ)、百姓(おおみたから)に収斂()することなかれ。国に二君非(な)く、民に両主無し、率土(くにのうち)の兆民(おおみたから)、王(きみ)を以って主と為す。(略)
十三に曰く、諸の官に任せる者は、同じく職掌を知れ。(略)
十四に曰く、群臣百寮、嫉み妬むこと有ること無かれ。(略)
十五に曰く、私を背きて公に向くは、是臣が道なり。(略)
十六に曰く、民を使うに時を以てするは、古の良き典なり。(略)
十七に曰く、夫れ事独り断むべからず。必ず衆(もろもろ)とともに宜しく論(あげつら)ふべし。(略)
(『日本書紀』第二十二巻 豊御食炊屋姫天皇 推古天皇十二年)

まさに、このような国・官僚であってほしく、このような国民でありたいものです。

このごろベランダでひふみの祝詞を奏上していると、すずめやめじろがいっしょにちかくでないているのです。先日は、すずめが6-7羽とめじろ2羽がしばらく交互に「ぴちゅぴちゅ」「ちちゅちちゅ」となきかわしていました。かわいいです^^

このときも、雀があそびにきていました。
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「森之宮神社」のHP

御挨拶して、写真を撮らせていただいて、大阪城公園へ。
おおきな伊吹の樹がおもしろい形で、オブジェのように並んでいました。
まんなかの噴水のまわりには、のんびり座っておられる方々もおおくて。
そこでお昼にしました。

眺めていると、鳩たちには、すでに恋の季節が始まっている様子。
ちいさめの鳩に、胸とのどをふくらませて、尻尾の羽をひろげて、ひとまわり大きな鳩がぺこぺこ。あっちでもこっちでも、ちいさな鳩のまわりをうろうろしながら、ぺこぺこ・・・。あまりしつこいと、逃げられたりして。それでもめげずに、次の鳩にアタックしているところがけなげです。

梅園に歩いていく途中では、猫が日向ぼっこしていました。
カメラをとりだそうとかばんに手をつっこむと、(きっとえさをくれるとおもったのでしょう)一目散にむかってきました。。。w えさじゃないことがわかると、のびをしてポーズをとってくれたあと、しばらくしてから、ひだまりへもどってゆきました。ちゃんと「にゃあ」と挨拶してくれました。

大阪城の東側にある梅園は、早咲きの梅は咲いていたものの、ほとんどが蕾もかたい三部咲きほどでした。カメラ教室かお仲間なのか、三脚で団体行動されている方々がおられたり、御夫婦であれこれ指差してたのしんでおられたり、梅園のなかのお店で、おでんとカップ酒を求めて、御夫婦でお気に入りの場所でたのしまれていたり。長年かよってこられている方のうんちくばなしを小耳に挟みつつ、のんびり梅とおはなししてきました。

ひさしぶりに3時間ほどで1000枚ほど撮影したので、疲れてしまって、帰宅するとすぐに眠ってしまいました。。。w
また、ぼちぼちと御紹介していきますね。

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それでは、またあした^^

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by tsukisitau | 2008-02-29 21:44 | *風景*旅・神社など
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