昨日京都にでかけましたら、祇園さんの提灯が飾ってあり、コンチキチンのお囃子が流れていました。
八坂神社の御祭神である素盞鳴尊(スサノオノミコト・須佐之男命とも書く) さまは力の強い神様です。 この御神威によって邪気(夏に流行する疫病)をはらう祭りが、祇園祭です。
平安時代前期京で疫病が流行した際、広大な庭園だった神泉苑(中京区)に、当時の国の数にちなんで66本の鉾を立てました。
山鉾32基にはそれぞれ因んだ由来、いわれ、があります。鉾は9基、山は23基です。
中国やペルシャ、ベルギーなどからもたらされたタペストリーなどを各山鉾に飾るようになりその懸装品の豪華さゆえに、山鉾は「動く美術館」とも呼ばれます。
手元に 「京都 祇園祭手帳」 河原書店 というものがあり、それぞれの解説や粽などがくわしく解説されているものがあって、わくわくしながら眺めています。
いくつか祇園祭りの案内のページをアップしますね。
「祇園祭をまなぶ」ページ。
山鉾の写真が御紹介されています。
京都 祇園祭情報 お囃子もながれます。
お囃子の楽器などの紹介のページ。
祇園祭はじつは7月中かかっておこなわれるものなのです。
鉾によって、意匠やお囃子、扇の使い方など、それぞれにちがっていて、おもしろいものなのですよ。
それから、いけばなの世界では、祇園祭には桧扇を活けるのや約束事。
昔から魔除けの力がある(扇がすでにその力をもっているのです)と信じられている1日花。
桧扇はアヤメ科ヒオウギ属で別名烏扇(からすおうぎ)・烏羽玉(うばだま)といい、黒・夜の枕詞の「ぬばたまの」は、この実の漆黒からきているものです。
葉を広げた形が平安時代の貴族が携えていた桧扇の形に似ていることからこの名前が付いたそうです。
京都にいくと、いつも百貨店の和菓子コーナーに立ち寄ります。
季節限定のものがあって、わくわくします。
鉾や車輪・粽など、連想される意匠の和菓子がずらりとならんでいました。
おみやげにもとめたのは、若狭屋の稚児もちとやさか餅です。
稚児餅は、粽形で3つやわらかい求肥がつつんであります。
やさか餅は竹の皮に5色の紐でくくってありました。
今時分の「鮎」という和菓子ににています。求肥をうすめの皮でくるんであり、祇園祭りの印がおしてあります。
どちらも冷たいお茶を淹れて、おいしくいただきました。
そういえば、ふらりとあるいていたときに、神社があり、すさのおさまの荒御霊(すすんで御活躍なされるときの働きをしめされます)をお祀りされているところに気がつきました。
ご縁のあることだとおもい、ひふみ祝詞と、数え歌、弥栄を祈念いたしました。
みてくださって、ありがとうございます。
それでは、また^^
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