宮島の旅です。
大元神社でしばし、のんびりしたあと、ふらふらと散歩していましたら、すてきな日本建築をみかけました。
格子のあいだから、うつくしい庭やしつらえが垣間見ることができ、(まさに垣間見るです。)
うつくしい情景に、嘆息をつくばかり。
古い建物を歴史民族資料館として保存・公開しているもののようです。
時間がおしていたので、入館はしませんでした。
ふらふらと写真を撮りながらあるいていると、裏口からでてこられる人とばったり遭遇してしまいました。かるい会話をしつつ、たのしんでいることをおつたえして、「それでは~」といいかけたときに、ふと食事のことをうかがおうとおもいたちました。だって、宮島のことをよく御存知ですもんね。こういうときには、地元のかたのお話が一番です。
すぐ傍の筋の「あなごめし」の「ふじたや」さんを紹介していただきました。
「おねだんはちょっと張るんだけどね~。。。ここでたべるんやったら、あのお店やね」とおしえてくださいました。
ひなびた看板がでているので、お店はすぐにわかりましたが、文字がよめない。。。w
ふつうの文字の看板もあってたすかりました。
お店は和風のこじんまりしたお店です。(奥に離れでお座敷もありましたから、ほんとうは もっとひろいのでしょう)
入店したときには、一組がのんびりされていて、わたしたちは、座敷にあがって、まずは一杯。
アナゴの肝をあてにして。
ころころして、鳥の肝とよくにています。
あさりのお吸い物もついていました。きっと大鳥居のあたりのものなのでしょう。
まつことしばし。
どんなのかな~。。。。
おおきな綺麗な丼に、お釜の蓋。
「うつわがあついので。。。」とのとおり、うつわがあつあつです。
器ごと蒸してあるのかな?
机にあったものには、毎朝、大鳥居の向こうで捕れたものだとか。
うな丼はいただいたことがありますが、アナゴ丼ははじめてです。ふっくらしているうなぎよりも身がしまって、むっちりした弾力がたのしめるかんじでした。(うなぎのゴムみたいなものとは違いますので、念のため。)たれの具合もご飯とのバランスもなにもかもが丁度いい塩梅でした。
(ただし、お値段は、これに見合うか。。。旅だからこそのおたのしみ、というところなのでしょうね)
賀茂鶴には金の桜も入っていましたよw。
おなかもひと段落して。。。
ロープウェイ乗り場にむかいました。
そうそう、燕は、商店街に到着するやいなや、焼き牡蠣にひかれて、店先でつるりと食べていました。
「おもいたったもの、こころひかれたものは、おもいをのこさないようにする」というのが、わたしたちのポリシーなのです。
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