11月末の休日に燕とのんびり散歩にでかけました。
神戸は町のいたるところから六甲山にはいる道があるのですよ。
山に入るまえも路地みたいなところで、なかなかたのしいのです。
数年前に一度おとずれたことのあるところへ、散歩気分ででかけました。
お弁当に穴子しんこ巻きと鳥釜飯のおにぎりを持って。
細い道を5分ほどものんびりあるくとあっというまに見晴らしがよくなります。
(傾斜はものすごいです)
ちょっと傾いてしまいましたが、神戸のシンボルポートタワーもよくみえます。
うしろのもわもわとしているのは、海です。
下町なので、車のはいれないような路地が入り組んでいます。
震災で瓦ぶきの屋根のおうちが随分減ってしまいましたが、情緒ある町並みも残っています。
紅葉があるとはおもってもみなかったので、偶然の出会いに感謝・感謝です。
ああ、薄曇でよかった。
ひかりがあると あまりのうつくしさに どうにかなってしまいそう。
秋の龍田姫の行幸に顔をあからめて。
まるで星空のような。
あぁ。。。。うつくしい。
近寄ることの出来ない場所に数本だけでよかった。
燕と感嘆しあいながら撮影していると、森の奥からごぉぅっという風が吹き抜けてきました。
風は梢をかんかん打ちならしあいながらこちらへやってきて、そのあいだに力が弱まり、
紅葉を音もなく散らすばかり。。。
散りゆく様もうつくしく。。。まさにちょうど見せていただいたと感謝・感謝。
ほどなくして貯水池に到着。
けれど、さきほどの龍神さまが大歓迎してくださり、急な突風に樹ごとなぎ倒されそうな勢い。
東屋にかけこんだけれど、ものすごく風がきつくて、とてもお弁当どころではありませんw
ほどなくして、雨が日本画のようにさぁと斜めの線になり、こちらにやってくるのがみえ・・・><
龍神さま~・・・よろこんでくださっているのはうれしいんですが、わたしたちはちいさな人間ですので、ほどほどの加減で・・・。
。。。。。
そうだ、電話ボックスがあった!
燕とあわてて駆け込みました。
旧型の電話ボックスはふたりはいるときゅうきゅうで、それでも雨風がしのげて棚にお弁当をひろげることができました。
細巻きの器はもちろん使い捨てのお皿なんですが、色紙に金の萩が散らしてあって、こういうところに気を配ることが出来るのが日本人ならではの感覚なんだなぁとしみじみとおもいました。
わたしたちの気持ちがとどいたのか、激しい雨はさぁっとあがり、霧雨のような雨に。
ありがとうございます。また訪れますねとおはなししながら、いそいで下りました。
自動販売機であったかいお茶をふたりで分け合ったときは ほっこりしました^^
*小菊もアップしています。
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