*月下  桜 の 世界*



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はやぶさ おかえり。

昨日、めずらしくテレビをつけておりますと、探査機「はやぶさ」が帰還し、カプセルを投下したニュースをみました。
隣の夫が「にこにこ動画ですごいのがあるんだよ」と紹介してくれました。

探査機「はやぶさ」が打ち上げられたのは七年前。
ロケットってほとんどが打ち上げの燃料なんですね。
どんどん切り離していくんです。
ひろいひろい宇宙のなかのちいさな惑星にたどりつくのもすごいことながら、
幾多のトラブルをなんとかのりきって、惑星のデータをとって、石を回収するというミッションをおえると
地球に戻ってくるというのも、なんだか壮大です。
60億キロの旅になったとか。
そのあいだ、おおくのかたがたが見守っておられたのですね。

今夜のニュースで「はやぶさ」の投下したカプセルを無事回収したとのこと。
そして、当の「はやぶさ」は宇宙のごみとならずに最期に地球を記念撮影して
そのまま大気圏にて90秒で燃え尽きてしまいました。まさに究極のエコですね。

それにしても、七年前の技術力とさまざまなトラブルに対処する智恵と工夫に頭が下がります。
最期に地球撮影するのも、「遠い旅からもどってきたはやぶさに、おかえりってつたえたかったから」とか。
は~・・・科学者って愛ですね。

にこにこ動画のアドレスはこちらです。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm11058585
『<完結編>探査機はやぶさにおける、日本技術者の変態力』

わたしもまだみていませんが、おすすめです。




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by tsukisitau | 2010-06-14 20:38 | つれづれ帖*言葉の風景

バラ 長居公園 「ショッキング・ブルー」

「ショッキング・ブルー」

ブルーというよりは、淡めの赤紫のバラですが、当時(1974年)は画期的だったのでしょうね。
英語圏では「ブルーローズ」は「不可能」という意味も込められているそうで、だれもが夢見たバラ。
日本にてほんとうにブルーのバラの品種がうまれているようです。



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by tsukisitau | 2010-06-14 20:14 | 薔薇

暗道のわれの歩みにまつはれる蛍ありわれはいかなる河か  前登志夫

  暗道のわれの歩みにまつはれる蛍ありわれはいかなる河か     前登志夫



童謡の、「ほ・ほ・ほーたるこい そっちのみーずはにーがいぞ こっちのみーずはあまいぞ 」を
共有のものとしているとおもいます。

蛍の飛び交うのは清流のゆるやかな川・田舎の小川。
街灯などない真っ暗な道です。
蛍のほのかなあかりをみるためには手に灯をともしていてもいけない。
なので、足元をたしかめつつ、ゆっくりゆっくり慎重にあゆむ。一寸先は闇だから。

前さんの頭の中は真っ暗闇を歩くどきどきと、
ふわりと寄り添ってくれた蛍のはかなくもこころづよい光へのよろこびと
こどものころに聞き覚えた蛍の歌がリフレインしているのだとおもいます。

いろんな人生をあゆみ、いまでも「暗道」をあゆんでいる「われ」。
海千山千のひとびととのやりとりの荒波にもまれてきたのかもしれません。
にがい水かもしれない。あまい水ではないかもしれない。
それでもそっと「まつはれる蛍」がいて、
これまでの歩みを肯定してもらったような安堵と平安をおぼえたのではないかとおもいます。


山間ならではの歌だとおもいましたが、前さんの生活がにじみでている歌ですね。
共有できない世界かもしれないけれど、現代の刹那的な叫びのような歌よりもほっとする歌で、
わたしはであえてよかったなぁとおもいました。
山林の中ならではの音や空気や神秘的なものなどを感じます。


(2008年12月17日)



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by tsukisitau | 2010-06-14 20:06 | *短歌の世界*

短歌を読むこと *わたしのみた風景*

こんばんわ。
いつもみてくださってありがとうございます。

お花の写真をみてくださりにお立ち寄りくださっている方々が多いので、
びっくりされませんように書いております。




自分の思いを短歌のかたちにすることを「詠む」といいます。
そして詠まれた歌を自分はどう受け取ったかを「読む」といいます。

「詠む」と「読む」は、車輪のようです。
「詠む」ことは、じぶんの感じたもわもわ(時空間)を文字に変換してとどめることですし、
「読む」ことは、とどめられた時空間をうけとることです。

短歌を「読む」ことは、小説を読むことにも似ています。
一首が一章で、連作になったり歌集になったりするとそれはもう、小説なんじゃないかとおもえます。
もちろん、そうでない歌もたくさんありますし、正直いって、わからない歌もあります。

以前、ミクシイのコミュのなかにて、現代短歌20首が例示されていて、わかる・わからない・この歌たちからみえる現代・・・などなどをメンバーとやりとりさせていただいたことがあります。
また、コミュの歌会にてもメンバーのそれぞれの詠み草からどういう風景を受け取ったのかというものをかいたこともあります。
それが、*わたしのみた風景*です。


短歌は横一行あるいは、縦一行でさらりとあります。
見た目の文字配列であったり、漢字・ひらがな・カタカナの表記の工夫であったりを目で感じます。
そして、声にだしてみると、音(韻律)の響きがここちよかったり、堅かったり、いろんな感触があります。
わかりやすい歌は、映像として浮かんできます。
わからない歌は、しばらくはなにも浮かんできません。
でも、こころのどこかに眠っていて、数日・もしくはずーーーっとあとになって、
あ、こういうことを表現していたんじゃないかな、と思い出すことがあります。
それは、やっぱり映像になってみえてくるのです。

「詠む」ことが自由である以上に、「読む」ことはさらに自由です。
なぜならば、歌は発表された時点で、読者の手にゆだねられるからです。

みえた風景をことばに置き換えてゆくことも、おもしろいです。

いま、ミクシイのとある方のところで、数首の短歌があり、「読み」を書き込んでいます。
その書き込んでいる「読み」と、これまでコミュにて書いた歌人のかたの歌の「読み」をアップしてゆきたいとおもっています。

どうぞよろしくおつきあいくださいませ。



月下  桜


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by tsukisitau | 2010-06-13 21:40 | *短歌の世界*

バラ 長居公園 「シティ・オブ・バーミンガム」

「シティ・オブ・バーミンガム」

しべのみえるタイプながら、どきりとする表情をみせてくれるバラです。



真紅の薔薇とは このようなものでしょうか
きりりとひきしまった蕾
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ほころんで ほどけて なお 
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ひらききって なお 
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ひかりが あたって なお
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バレエダンサーのような
プリンシパルのような
近づきがたさを持つ薔薇
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by tsukisitau | 2010-06-13 20:37 | 薔薇

バラ 長居公園 「ジーン・ボーナー」

「ジーン・ボーナー」

ピンクのなかにも華やかさのあるバラです。



咲き初めは可憐
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バラ特有の微笑みをうかべる
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花びらは剣状になり 大人びてゆく
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剣とはいえ、やわらかな。
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by tsukisitau | 2010-06-13 20:21 | 薔薇

バラ 長居公園 「ザンブラ93」

「ザンブラ93」

こんなやさしい色があったんだ~。。。とおもうほどに、やさしい色とかたちのバラです。
ほわっとなごみます~。



やさしい・やさしい・やさしい はな
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まんなかも ふわん・ころんとしていて とってもやさしい
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by tsukisitau | 2010-06-09 21:58 | 薔薇

バラ 長居公園 「サプライズ」

「サプライズ」

サプライズは「びっくり!」ですが、このバラに限らずどの花をみてもいつもサプライズを感じて感動します。
おなじ時期・おなじ品種・おなじ場所とはいえ、出会うのは一期一会。
いつもどきどきできることって、ものすごくしあわせなことですね。



呼吸をする
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うまれてきたことを よろこんでいるから
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こんなにもうつくしい
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by tsukisitau | 2010-06-07 19:05 | 薔薇

バラ 長居公園 「クリスチャン・ディオール」

「クリスチャン・ディオール」

華やかでありつつシックな色合いのうつくしいバラです。

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by tsukisitau | 2010-06-07 18:56 | 薔薇

安永蕗子と塚本邦雄の縁。

なにごとも流れに乗っているときには、偶然とはおもえない符合の一致がよくおこります。

先日、神戸の三宮に出かける用事があった折に、いつもたちよる古書店で手に取ったのが「安永蕗子」の歌集でした。短歌の先人ですが、不勉強なもので、「あ、この装丁、きれいだなぁ~。言葉もうつくしいなぁ~」とまったく軽い感覚で250円で手にすることができました。
家にかえると、そっくりの単行本が2冊。おなじ短歌新聞社というところの短歌新聞社文庫の「春日井建」と「北原白秋」。夫が三宮のもう一箇所の古書店で求めてきたのです。
「安永蕗子」の作品も(とても難しい漢字や漢語があってよみにくいのですが)じつに味わい深く、よい出会いをさせていただきました。

また今日は、ある方のところに「塚本邦雄」のとある一首についての読みを書き込んでからでかけたのです。
(書き込みすること事も恐れ多くて滅多になく、ましてや読みを書き込むことなどありえないことなのですが。。。)

夫に気軽にさそわれて、大阪心斎橋で「かばん」関西の方と吟行(短歌を詠みながら散策すること)してきました。
はじめての吟行は、いつものように携帯のメモ機能に気になった風景などを断片的に書き留めてゆきます。
題材には事欠かないのがありがたいところです。
3名の方とご一緒して合計5名。
主催してくださったかたのすてきなお店にて歌を仕上げます。
すてきなお店はかわいいボタンがメインですが、興味深い本もいろいろおいてあります。
最初に手にした雑誌「玲瓏」を、「あ、それよかったらどうぞ」といただいてしまいました。
これまた塚本邦雄創刊。
(かえりの電車で気がついたのですが、主催されていたかたが玲瓏賞を受賞されていました!おめでとうございます!そして、よんでいくと、塚本邦雄は6月9日が命日だとか。書き込んだ塚本の一首はカフカ忌で6月3日・・・)
まぁ・・・こんな巡り会わせってあるんですね。
しっかり読みなさいよと後押しされているとしか思えません。。。。。

歌は六首に仕立ててそのまま歌会へ突入。
名前を伏せていいと思った歌を六首えらびます。
そのあと順番に感想を一首ごとに話していきます。
話しているうちに、「あれ、なんでこんないい歌をえらばなかったのかなぁ???」とおもったり、
ほかのかたの読みに気がつくことが多かったり。
じぶんのとらえたあいまいなものを言葉にするってとても大事ですね。
どうしていいとおもったのか、どうして読みにつまづいたのか。
話しているうちに感じ取れるものがあったり、気づくことがあったり。
じぶんのおもっている以上に多くのことを歌から受け取っていることに気づきます。
とっても勉強になりました。
ありがとうございます。

六首のうち5首がどなたかのこころにとどき、一首は的確なアドバイスをいただいていいものになりました。
うれしいことです。

「コスモス」の歌会には、腰がひけてまだ参加できていないのですが、都合のつくかぎり勇気をだして参加してみようとおもいます。






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by tsukisitau | 2010-06-06 21:17 | *短歌の世界*


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